長期国債の金利

長期国債の金利

長期国債のリスクについての説明はほとんどなされていない

長期国債の金利は、金融機関の預金の金利と比較すると高く感じるのは気のせいだろうか。個人向けに10年ものの長期国債が発行され、取り扱う窓口も一般の金融機関なので預貯金と変わらない感覚で長期国債の金利に目をひかれてしまう。

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長期国債の金利は貯蓄金融商品としては高い金利であり、つい預貯金のように考えてしまうが、性質は預貯金とは大きく異なるのである。財務省のホームページでは個人投資家の確保を目指し、長期国債の保有を極めてリスクの低い安全な債券であることをアピールし、購入をさわやかに呼びかけているが、膨れ上がった発行数と現在までの残高を目の当たりにすると、長期国債も5年物もその金利はいったいどうやって算出しているのか知りたいところだ。

長期国債のリスクについての説明はほとんどなされていない。国債の残高はいまや宇宙的な数字でもあり、その利子や元金を支払うために国債を発行しているよう思える。実際に発行のたびに残高は増え続ける。

過去に発行した長期国債などの金利に伴った利子を支払うために、ついに個人からの資金も集めることになってしまったような気がしてならない。増え続ける債務は金利のエサと日本国政府という看板で、個人に長期国債を奨励し支払い資金を調達しているように感じるとは言い過ぎだろうか。