個人向国債の商品性

個人向国債の商品性

個人向国債は国全体、国民全体からみれば借金

相対的な関係にある面と独自の面が商品性

個人向国債の商品性は、他の金融商品の商品性と相対的な関係にある面と、個人向国債の独自の面に分けられると思います。

個人向国債の商品性の高さの一つの背景としては、景気息切れ、株安、イラク情勢緊迫化などの状況で、投資家の「安全志向」が強まっているという点が無視できないでしょう。これが相対的な商品性です。

また、個人向国債の独自の商品性の高さは、通常の国債と異なる特徴に起因すると思います。
1)個人向国債では、購入単位が小口化されて購入しやすくなったこと。
2)個人向国債の利子は、下限(年0.05%)が設定されていること。将来の金利上昇も期待される状況にありつつ最低限の利息も保証されており、商品性は固定金利の通常の国債よりも確かに有利です。
3)個人向国債は換金性が優れていて、途中換金しても元本が原則として保証される仕組みであること(税金や口座管理手数料は別)。

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これら個人向国債の商品性の高さは、購入者にとって商品性が高いという意味であって、逆に見れば、その高い商品性を支えるリスクは「国」つまり「国民全体」が取るわけです。個人にとっては個人向国債は「買い」ですが、国全体、国民全体からみれば借金でしかないという点には注意が必要でしょう。

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