個人国債

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預貯金金利と比較して個人国債の優位性がやや薄れた!?

個人国債の販売低迷の理由は?

個人国債は、個人向け国庫債券を短縮した言い方で、国庫債券の購入者を個人に限定したものです。

2008年1月時点で最新の個人国債は、2007年12月に募集された個人国債です。10年変動タイプと5年固定タイプの合計で個人国債の販売額は5511億円でした。これは、10年変動、5年固定ともに販売開始以来の最低水準です。個人国債の販売低迷の理由は何でしょう。

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2007年7月に発行された個人国債の変動10年は、2006年7月の15回以来の初期利子が1%台となり、固定5年の7回は1.5%とそれまでで最も高い利率をつけました。これは、2006年2月の日銀の量的緩和政策の解除、7月のゼロ金利政策の解除、2007年3月の政策金利の0.5%への引き上げなどの理由によるものでした。

しかし、それ以降は米国のサブプライム問題などを受けて長期金利は低迷し、その結果、個人国債の変動の初期利子、固定の利率ともに引き下がってしまったのです。

個人国債の人気そのものが低迷したというよりも、個人は利子の変化に対してはかなり敏感なので個人国債の初期利子や利率そのものに魅力が薄れた反面、日銀の利上げなどを通じて預貯金金利と比較しての個人国債の優位性もやや薄れたことなどが、今回の個人国債の販売低迷の原因でしょう。

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