
JALの窮地を救うには国内線の利用者を増やすための根本的な工夫が必要です。
JALの誕生日割引は誕生日とその前後1週間にJALの国内線を利用すると料金が割引されるというものだ。誕生日割引は最大で70%も安くなる。
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ところがこの誕生日割引は2007年3月に終わってしまった。それに代わり先得割引というのを始めた。これは搭乗28日前までに予約をすれば大幅に割引するというものだ。しかし、その割引率は誕生日割引を上回ることはないようだ。
JALの意図は何なのだろう。
JALは約2兆円もの負債を抱えている。これは機体の修理ミスや部品の脱落事故により国交省から事業改善命令を受け、JALの信用が失墜してしまったことだけが原因ではない。JAL内部の権力闘争やJALの労組関係もかなり複雑なようだ。最近の原油の高騰もJALの経営には大打撃だろう。
誕生日割引はJALを救うほどの切り札にはならなかった。誕生日割引は誕生日にしか使えない割引だ。誕生日に割り引いてもらえるからという理由で、人は飛行機に乗ろうと思うだろうか。
座席利用率は何年も6割ちょっととほとんど変わらない。小型飛行機で料金を安くするなどJALは国内線の利用者を増やすための根本的な工夫が必要だと思う。
誕生日割引くらいの料金が普通なら新幹線利用者を十分に奪える。JALは日本を代表する航空会社である。ブランドとしてのJALは維持したままもっと身近なJALになって欲しい。