弁当と子供

弁当と子供

アメリカの子供の弁当

弁当に子供が喜ぶものばかり見事に詰めている、というのが第一印象だった。子供の頃、父の転勤でアメリカの小学校に転校した。そんなある日、友人のランチボックスをのぞいて、思わず見入ってしまった。

ハンバーガー、ポテトチップ、カップケーキ、オレンジジュース・・いかにもアメリカの子供らしい内容である。弁当を子供に持たせる習慣はこの国にもあっても、母親が早起きをして弁当を子供に作るということははない。

他の子供達を見渡しても、彼らの弁当はほぼ同じ。テレビで子供に人気のキャクターが描かれた、四角い缶カンのランチボックスに、ピーナツバターが挟まれた簡単なサンドウイッチ。

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ビニール袋に小分けにされた、どう考えても、ポテトチップもケーキもアメリカのスーパーマーケットで10個で数ドルでお菓子コーナーで販売されているおやつであり、弁当向きとは思えないのだが、大方の子供達の弁当に入っているのである。

弁当を子供に持たせる習慣はあれど、子供だからと特別に栄養のバランスをを考えた弁当を持たせる国ではなく、ジャンクフードが弁当のメインである。

バランスを考え、栄養を考えて作られる日本の弁当に慣れていた私は残念ながらこのアメリカ人の弁当というものには最後までなじめなかったが、それでも時々、興味本位で自分の弁当のおかずと交換して貰った事を今でも時々思い出す。

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