10年国債の利回り

10年国債の利回り利付き国債は発行時に利率が固定されているが市場で売買できるために相場が変動する。

市場流通の相場により変動する利回り

10年国債の利回りだが、10年国債はもともと『利付き国債』であり発行時に利率が固定されているので新規発行で購入して満期まで保有する場合は得られる利息も、利回りも決定しているのである。

しかしこの利付き10年国債は、株券のように市場で売買できるために相場が変動する。市場で流通取引されるので購入価格と額面価格との間に差額が生じる。そして差額を額面と固定利率による満期時の利子に反映させたものが10年国債の利回りとなる。

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10年国債の利回りを、額面100円、表面利率2.0%を条件として計算してみる。

国債の相場が額面通り100円なら、毎年2円の利息を得て償還時に100円の元金が戻る。この場合の利回りはそのまま2.0%である。10年国債を90円でに購入した場合、額面と10円の差額があり償還時には、10円÷10年=1円/年、これに固定利率2.0%を加え1年間で3円を得ることとなる。額面100円の債券に90円を投資して年間3円の利子がつくとして計算すると、3円÷90円=0.033。この場合は10年国債の利回りは3.33%となる。

逆に110円で購入すれば年間で1円しか利子を得られない計算になり、1÷110=0.00909。この場合の10年国債の利回りは0.9%となる。相場が下がれば利回りが高く、上がれば利回りが低く、市場流通の相場により利回りは変動するのである。

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